タロットを心理学する☆【ペンタクルクイーン(逆):グラウンディング】

ペンタクル クイーン(逆)

 

豊かな自然の力と自分自身を結びつけ、実りを得ていくのが、このペンタクルのクイーンの特徴。

タロットにおける色彩には、象徴的な意味が込められているものがあります。

このカードで印象的な色は、黄色ですね。黄色は、祝福や良い変化を表します。

またクイーンが座っている玉座は赤です。赤は、能動性や情熱を意味しています。

ですからこのペンタクルのクイーンは、自分自身を神羅万象の力と結びつけ、自らの日常生活の中に落とし込むことにより、多くのものを手にすることができていく、と解釈されます。

今日は、それが逆位置に出ています。

生活リズムが乱れていませんか?自信をなくして、自分を見失っていませんか?

自分の内なる神と、もう一度繋がりを取り戻すことが求められています。

 

 

【心理学的視点】

やる気や情熱は、グラウンディングできているからこそ湧き上がってくるものです。

グラウンディングとは、いわゆる「地に足がついた状態」のことを言います。

地に足がついてると、物事を現実化したり、動かしたり、達成したりしやすくなります。

反対に、地に足がついていないと、ぐるぐると頭で考えているばかりで行動が伴わなくなってしまいます。

・頭に血が上っている

・ふわふわした感じで方向性が定まらない

・感情に振り回されやすい

・ついその場の状況に流されてしまう

こんなことはないでしょうか?

こういう時は案外、グラウンディングがしっかりできていなことが原因かも知れません。

 

では、グラウンディングするにはどうしたら良いでしょうか?

グラウンディングとは地に足がついている状態なのですから、文字通り、大地や自然に直接触れることが手っ取り早いですね。

畑仕事や庭いじりなどはとても良いらしいですが、それがなくても、瞑想や深呼吸、ストレッチなどでも効果的だそうですよ。

このところキャンプが人気なのも、ひょっとしたら人々が本能的にグラウンディングを求めているのかも知れません。

だって、私たち人間も動物であり地球の一部なのですから。

 

グラウンディングのイメージワーク
意識を足の裏に向けることで、頭に上がってしまった意識をお腹の方に降ろす。
私も時々やっていますが、それだけで気持ちが楽になったりするので気持ちいいです。

 

 

自信が持てない時は

目の前にある日々の暮らしを

丁寧にやってみよう

 

心理カウンセラー*Haruna

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