タロットを心理学する☆【ペンタクルキング(逆):無力感】

ペンタクルキング(逆)

 

ペンタクルのキングは、ビジネスでの成功や仕事に徹して成果を上げるイメージです。

経験豊富で知識もあり、財力や精神的な余裕を手に入れた人物です。

どんな状況でも取り乱すことなくどっしりと構えていらるようで、安定感を感じますね。

足元のカタツムリは、焦ることなく自分のペースで歩を進め、着実に目標を達成することの暗示でしょうか。

彼はまた、周囲の人に対して惜しみなく支援の手を差し伸べるので、大変信頼される人物でもあります。

逆位置の場合は、まず、成功の反対である「失敗」という意味になるでしょう。

仕事などで思うように力を発揮できず、無力感を抱く、悲観的になる等の意味もあります。

また、意地を張ったり欲に流されたりして、お金や信用を失うこともあるようです。

 

 

【心理学的視点】

「無力感」というのは、自分は役に立たない、力がないという自己を否定する感情のことを言います。

結果を出せない、自分には何もできないという無力感。

どうせ私なんか…という思いがつのっていきます。

自分自身に期待をし、その自分自身に裏切られている状態でもあると言われています。

無力感を感じるということは、それだけ誰かを助けたい・誰かの役に立ちたいという気持ちがあって、何かしら行動したけれど、助けられなかった・役に立てなかったという傷つきがあるのだろうと思います。

だから、無力感を感じるほどに、誰かのために何かをしたかったという自分の中のを再確認してあげましょう。

 

根本師匠が言うには、

無力感の根底には、承認欲求(誰かに認めてもらいたい、誰かに褒めてもらいたい)があるのだそうです。

承認欲求とは、評価を外に求めることであり、それゆえ「自分は認められていない」「必要とされていない」という問題を抱える原因にもなっています。

承認欲求が満たされない苦しさを抜けるには、やはり自己承認(ありのままの自分を受け入れること)をすることが大切になります。

今の自分にできるベストを尽くす。
自分に嘘をつかず、自分なりにできることをやれば、それでいい。

…なかなか難しい!

 

 

無力感を感じるということは

それだけ

役立ちたい、頑張りたいと

思っていたということ

 

心理カウンセラー*Haruna

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