~不安をお持ちの皆さんへ、今だからこそのメッセージ~ 12人のカウンセラーによるリレーブログに参加しています♪

【お悩み相談】人をイラッとさせることが多い息子をどうサポートしてあげたらいいでしょう?

師匠・根本のブログに寄せられたご相談です。

根本先生、こんにちは。Mと申します。いつもメルマガとブログ拝見させて頂いてます。根本先生に背中を押され、ライフワークを生きようと、先日事務の仕事を辞めて未来に向かって歩き出しました!!まだ見つけてませんが(笑)今日は、私のことではなく、中2の息子のことでどうしたらいいのか分からずメールさせて頂きました。

息子は人が好きで人と関わっていたいタイプなのですが、ちょっとウザいというか、ちょっと面倒臭い、独特な雰囲気を持った子です。今まで深刻な虐めにあったことはないのですが、軽く仲間はずれにされたり、無視されたりしてるみたいです。学校だけでなく塾でもからかわれるようなターゲットになったり、塾の先生にもキツく当たられたり…。どこに行ってもそういうことがあるので、ちょっと人をイラっとさせるような性質を持っているのだと思います。小さいころから私自信も育てにくいと感じていて、息子の行動や言動にイラっとして息子に強く当たってしまうことも多々ありました。小学校の時にアスペルガーなのかもしれないと思って学校に相談したこともありましたが、様子をみましょう的な感じで今現在です。今はアスペルガーの要素はあるけど普通の子なんだと思っています。息子は普段はとても穏やかで優しくとてもいい子です。でも、どこか人をイラつかせるんですよね。でも、心の優しいいい子なんです。本当にステキな子なんです。でも、やっぱり私もなんとも言えないイライラを感じてしまって…友達もそうなのかもしれません。でも、何度も言いますが本当に本当に根は優しくて、ユーモアもあって、いい子なんですよ。こんな感じで、でも…でも…でも…の繰り返しです。

学校でストレスがある分、家ではストレスを感じさせないようにと、息子のいい所を見るようにして前よりは息子に対して怒ることは少くなりましたが、息子の行動や言動にイラっとしてしまうことは今でもまだあります。このまま大人になってもっと苦しむことになったらと思うと私も辛いです。守ってあげなければいけない息子に私自身もイラついてしまうことがすごくすごく嫌でたまりません。根本先生、息子のことが心配です。息子をどうサポートしてあげたらいいのでしょうか。長々と失礼致しました。

(Mさん)

 

Mさん、こんにちは。

Mさん、これは息子さんを本当に本当に愛してらっしゃるからこその悩みですね、とても素敵なお母さんだと思います。息子さんはきっと大丈夫。こんないいお母さんがいい子だと認めているんだから。これから先、息子さんの良さが理解されたり、息子さんらしくいられる場所はちゃんと見つかります。その時のために今からできることは2つ。1つは、息子さんを腐らせないこと。もう1つは、Mさんが自分らしく生きる姿を見せることです。

良いところを伸ばす

ご質問を読んで、「あ~いるいる!」と思わず頷いてしまいました。いるんですよそんな人が、私のまわりにも(笑)ちょっとウザくて、独特の雰囲気を醸し出していて、無自覚に人をイラッとさせるんです、そいつ。でもね、その人、仕事はちゃんとできるし、頑張り屋さんなんです。この私ですら一目置くほどに。しかもいちごビュッフェを一緒に食べに行く友だちがプライベートでいるらしいんですよ!つまりはまぁ、今の世の中、案外多面的に人を見ますから、よっぽどの極悪人でもない限りそれなりに居場所って見つかるんじゃないですかね、ということが言いたいのです。息子さんも多分、そんな感じかなって。

もう少し詳しく言いますね。

息子さんは自分の特性とか、無視されているとかの自覚はありますか?ないなら、見守るしかありません。もどかしいですけどね。あえてできることといえば、Mさんは息子さんの良さをつぶさないように、息子さんのいい所を徹底的に引き出して、「あなたのそういう所、いいと思うよ!」と刷り込んでいくことです。

もし自覚があって悩んでいるなら、「いつでも相談にのるよ」というメッセージだけは出しておいて、あとはじっと見守ってあげてください。やっぱり見守り?!って思いました?そうですね、もう中学生ですから、親があれこれ先回りするのは得策ではないことはMさんが一番よく知っているのではないでしょうか。Mさんは母親としてどっしり構え、盤石の後方支援体制を整えることです。で、息子さんが動き出したときにしっかり味方をしてあげてください。それまでの間、あえてできることといえば、Mさんがいいなと思う息子さんの言動を見つけた時に、すかさず「それOK」のサインを出していくのです。

息子のいい所を見るようにして前よりは息子に対して怒ることは少くなりましたが、

お、すでに実践されていますね。すばらしい!一般常識的にみてまとも、つまり、こういう振る舞いができれば社会集団の中でやっていける、と思われる言動をこっそり強化していきましょう。そうすると息子さんは「あ、これがいいんだな」と自然に学習しインプットされていくわけです。この方法、息子さんを責めたりダメ出しするわけではないので、息子さんの自尊心は一切傷つきません。だからとっても安全な方法なんですよ。

 

>息子の行動や言動にイラっとしてしまうことは今でもまだあります。

>守ってあげなければいけない息子に私自身もイラついてしまうことがすごくすごく嫌でたまりません。

感情はごく自然に湧いてくるものですから、コントロールできません。イラッとしてしまうのはもうしょうがないですし、イラッとすることはべつに悪いことではありませんよ。逆にいえば、そこが「息子さんらしさ」の部分でもあるわけです。それがなくなったら寂しくなりません?こういう時はたいてい価値観のぶつかり合いですから、Mさんの中で「これはこうであらねばならない」という思い込みがないか、一度チェックしてみるといいかも知れませんね。そして、思い出してください。「ネガティブな部分を矯正するという発想から、ポジティブな部分を増やしていくという発想に転換する」ということを!

ちなみに、息子さんと関わる際のコツを1つお伝えしましょう。一般に、自閉圏の要素のあるお子さんは、1つのことを言ってもそこから2や3に発展しないと思っておいたほうがこちらの気がラクだと言われています。彼らの頭の中は、ほぼ1問1答式です。「前にも言った」「同じようなことだから言わなくても大丈夫」は基本的には通用しないと思ってください。ですから、その都度1つ1つ伝えてあげるようにしてくださいね。

 

大事なのは、人とつながっていられる力

気がかりなのは学校のこと。

>学校でストレスがある分、家ではストレスを感じさせないようにと、

現在、学校でストレスがあるとのこと。今どのような登校状態かが分かりませんが、もし学校に行くのが苦しいような状況であれば、必ずしも毎日・終日の登校にこだわらず、無理のない範囲で続けられる形を考えてもよいでしょう。大切なのは、社会とつながり続けられるだけの生活力と自尊心です。

また、そろそろ高校受験が気になってくる頃ですね。高校選びは少し慎重になさったほうがいいでしょう。偏差値や進路実績だけで選ぶのはあまりおすすめできません。息子さんと一緒に実際に見学や体験に行って、空気感をちゃんと感じてきてください。息子さんの意見も大事にしてくださいね。今は、発達特性のある生徒への理解や支援に前向きな高校もわずかながら増えてきました。在校生に息子さんと似たようなタイプの生徒さんがいそうかどうか、スクールカウンセラーの相談体制が整っているかどうかもチェックポイントです。今は友だちとうまくいかなくても、高校で似たタイプの子と出会えて、そこで気持ちが分かり合える友だちができたという話を今までも時々耳にしてきました。息子さんも高校やその先でいい先生や仲間と出会えるといいですね。そのためにも、今、無理をして息子さんの気力をつぶしてしまわないことが肝心です。

ありのままのMさんでいい

もう1つのポイントは、Mさん自身が自分らしく生きること。親というのは、子どもにとって一番身近な大人のモデルです。自分の人生を生き生きと生きる親の姿を見て、子どもも生きる喜びや希望を知るのです。Mさんがご自分のライフワークに向かって歩き出したとのこと、素晴らしい!その調子で、ぜひ根本先生のいいカモになって…いや、セミナーにどんどん通って、ライフワークを見つけてくださいね(笑)また、Mさんは必ずしも完璧でなくていいということも言わせてください。親が一人の人間として自分の人生や子育てに悩み、立ち止まり、試行錯誤し、乗り越えていく姿は、子どもにとって素晴らしい教材です。それと同時に、それは息子さん自身にも「完璧でなくてもいい。ありのままのあなたでいいのだ」という強力なメッセージになります。

 

*****

 

息子さんへの深い愛情ゆえに、今はまだ、息子さんをMさんの手の中に入れておきたい気持ちが強いのではないかと思います。これまでのことを考えると無理もないですね。Mさんが自分の人生を肯定して主体的に生きられようになったとき、息子さんの人生は息子さん自身が決めて生きるものだ、と腑に落ちるのかも知れません。

Mさん、もうひと踏ん張りです。応援していますよ!

 

🌟アナタに捧げるLODESTAR🌟

さすが、息子さんのことを本当によくわかっていらっしゃいます。だからこそ、息子さんの力を信じてみましょう!

心理カウンセラー*Haruna

みなさまからのご相談にHarunaがお答えします

⇒ HOME に戻る

コメント