こんにちは~
心理カウンセラー*Harunaです
ららんさんからの人生のお悩みの続編です。
前回の記事はコチラ↓↓
【夫との再構築を目指すにあたり、学ぶべきこと・すべきことはありますか】をテーマにカードを展開しました。
見づらくてすみません💦
夫は夫でしんどそうだ。
ららんさん、
女神になっちゃいましょう!
過去の原因や問題のルーツ
「カップ3(逆)」
カップ3の逆位置は、三角関係や浮気を表すと言われていますから、夫の不倫が表れているのかと思います。
ただ不思議なのは、このカード、お酒の勢いだったり一時的な気の迷いとかそそのかされたとか、そういうちょっとしたきっかけがもとで道を外してしまったというイメージがあって、たとえば不倫相手と精神的に強い絆で結ばれているとか、そういう印象があまりないのです(ここらへんの感覚は私だけかも知れませんが)。
なので、
有責配偶者が離婚裁判を起こしても離婚が認められるまでかなりの年数を要することは、夫としても承知の上だろうと思うので、夫は相当の覚悟をもって離婚を考えていると捉えるのが自然だと思うのですが、その「重み」が、カップ3の性質とかみ合っていないような気がします。
ららんさんが他の男性と親しくしているのを浮気と勘違いした夫が報復…なんてことは、いくらなんでも考えすぎでしょうかね💦
現在の状況
現在の状況と、そこに横たわる問題を見てみましょう。
「ペンタクル4」
ネコさんがお金をがっつり抱きかかえていますね。
これは、いったん手に入れたものは絶対に手放すもんか!と必死に守ろうとする様子を表します。また、それが行き過ぎて執着心さえ芽生えているとも言われています。
ららんさんが専業主婦なら、もし離婚したとしたらその後の生活の心配があるのは当然ですし、そうでなくても、これまで築いてきたものを簡単に手放す気持ちになれないのも、ごく自然なことですね。
とにかく「夫とは離婚したくない」というららんさんの現在の気持ちがその通りに表れているのかも知れませんが、ひょっとすると、その気持ちが無自覚のうちに膨らみすぎて、夫への”執着”になっている可能性があるのかなと、カードを見て感じました。
離婚を望まないという気持ちはまったく悪いことではありませんし、むしろ不倫された側なのになんて心の広い奥様なんだろうと、私なんかは感心してしまいます。
ただ、これまで築き上げてきたものや手に入れてきたものを維持することだけにこだわりすぎず、発想を自由にして、『2人にとってちょうどよい関係のバランスってどんなもの?』『夫と実現していきたい”幸せ”ってどんなカタチ?』といったことに目を向けていくことや、そのためにららんさん自身は何ができるのかといったこともしっかり考えていけると、より充実した未来を手にすることができるのではないでしょうか。
夫を取り巻く状況
次に、夫の気持ちや現状はどのような感じになっているのか見てみましょう。
「ワンド10(逆)」
(;´◇`)ゞアチャー!!
いろいろ抱え込んじゃってますね…
荷物が多すぎて目の前がふさがっている。
目標に対する今の自分の位置関係が、
正確に見えなくなっているようだな。
ネコさんの足元を見てください。整備された道とは逸れた、崖ぎりぎりの所を歩いています。このまま周りがよく見えない状態で進み続けると、転落する予感もありますね。
1つ気を付けたいのは、ワンド10が逆位置の場合、抱える重荷は何かのトラブルや押し付けられた物である可能性があるという点です(もちろん自分の意思で抱え込んでいる場合もあるので、ららんさんの夫が実際にどうなのかはわかりません)。
自分のキャパを越えているという自覚がありながら、「でも放り出すわけにはいかない」という葛藤や責任感もあって今まで持ちこたえてきたようですが、もう限界がきたことを悟ったのでしょう。
少しでも負担を軽くしたい、そんな気持ちでぎりぎりの選択をしようとしているように思います。
この後、ららさんの状況はどうなっていく?
このまま無策でいると、事態はどう変遷していくでしょうか?
「ワンド7(逆)」
あっちこっちから棒で突き上げられている様子を表すカードですが、目の前に次々と出てくる問題に、なんとか対処していくことができているように見えますね。
ですが今回は逆位置なので、不利な状況に追い込まれる心配が出ています。
自信が無くなったり、優柔不断になったりするかも知れません。
でも心配はいりませんよ。
あくまでもこのまま無策でいると…ということなので、しっかりと今後の方針を考えていきましょうね!
まだ自分で気づいていないららんさんの本心
では対策のカードを見る前に、ららんさんの潜在意識にある思い込みや望みを確認しておきたいと思います。
「恋人(逆)」
「もう、夫とは”以前とまったく同じ関係”には戻れない」ということを悟っているかのようです。
そう。夫とはこれまでとは違う新しい関係を構築していく必要があることを、ららんさんは心の奥底では知っているのです。
「恋人」のカードは「選択のカード」とも呼ばれています。古典的な絵柄の「恋人」は、まさしく男女の三角関係で悩むシーンが描かれています。
Aを取るか、Bを取るか
人生の岐路に立たされたとき、自分の信じる道に従うことこそが大切だよというのが、このカードの基本的なメッセージです。
ららんさんは今、本心では夫とは新しい関係を築いていく時なのだと感じつつも、あくまでも今まで通りを維持したいという、いわば執着心が強くなっていて、ららんさんのココロの中が膠着状態になっているのかも知れません。
では、本当のららさんの信じる道、すなわち、夫との理想の関係とはどのようなものでしょう?
浮気の多くは【不足の原理】から起きると言われています。妻から得られなかったものを、よそで調達するという構造なのだそうです。(もちろんそれだけではなく、実際の状況は複雑だとは思いますが…)
今までの夫婦関係を振り返ってみましょう。
お2人の間で【不足の原理】が働いたのだとしたら、何がどう不足していたのだと思われますか?
その不足していた部分を、今後ららんさんが夫に供給するように変ることができれば、2人の関係は改善していくのでしょうけれど…ここで考えてみてほしいのですが、
これ、したいですか?
それをすることが、ららんさんらしい生き方だと思えそうでしょうか?
夫をつなぎとめるために本当はしたくないけど頑張ろうと思うのなら、それは夫を失う「怖れ」からくる行動ですから、いつも不安を感じるでしょうし、やがてしんどくなる時がやってきます。
反対に、もしららんさんが、そうやって頑張っている自分が好きだったり、困難な状況での苦行に耐えて妻の座を守ることに至福の喜びを感じる性格なのであれば、それは自分軸で選択している行動なので、きっと幸せになれると思います。
もう一度、言いますね。
Aを取るか、Bを取るか
人生の岐路に立たされたとき、自分の信じる道に従うことこそが大切なのですよ。
次回、対策を考えていきます。
心理カウンセラー*Haruna
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