我が子をただ黙って見守る…その歯がゆさを味わい尽くす。

こんにちは、Harunaです🌟

子どもが何かをやろうとする時、つい、アドバイスしたり手伝いたくなったりしますよね。失敗しないように、上手くできるように、って。本人がヘルプを出した時は、それもありかも知れません。でも、そうじゃない時は…?

我が子を想う気持ちの分だけ歯がゆさも大きい。だがしかし、子どもの成長のためには、今はぐっと我慢のとき。

 

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先日、娘にせがまれてボルダリングに連れて行きました。

彼女は諦めが早いのでちっともゴールまで届きませんが、それでも6歳児なりに考えながら登っているのでしょう。

足はどうだの、どの石を掴めだのと、つい口を出してしまう母を見事に無視し、文字通り自分の力で試行錯誤しています。

「あぁ!そこで横移動なんだよぉぉぉぉ(ToT)」

「右!手!」

と叫びたい気持ちを飲み込んで、後ろから見守り続けることのもどかしさと言ったら!

 

子どもは本能的に成長を志向する存在であるー。

 

ほんとにその通りだなぁと思います。

誰に言われたわけでもなくただひたすら黙々と取り組む。楽しいから夢中になれる。子どもにとっては、興味をひかれるあらゆる体験が学びであり、遊びでもあるのです。

 

「この世で一番ライフワークに正直に生きているのが、子どもなんだろうなぁ」

ライフワークを絶賛捜索中のアラフォーママは羨ましささえ感じるのでした。

 

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そして…

さっきよりも1つ上の石に手が届いたと喜んでは母を振り返る姿に、おばちゃん泣けてくる。

ちゃんと見ていたか確認してて、うっかりよそ見していると怒られるから怖いんだけどね💦

 

幼児期は信頼関係のある大人を「安全基地」として、そこから少し離れた所で遊び、時々戻っては心のパワーをチャージし、また遊び場に向かう…そうやって少しずつ外の世界へ自立していく力が養われます。

 

そう。

子どもが失敗しないように先回りして道を整えるなんてこと、親がいつまでもやり続けるわけにはいかないのです。親は、戦闘機の母艦の役割と同じ。一緒に戦地に赴くことはできません。究極のところ、我が子の力を信じて送り出し、無事を祈り、帰ってきたときにその疲れを癒すことしか、出来ることはないんだよなぁ…。

 

ごくごくと麦茶を飲み干す笑顔がまぶしい✨

「思い切りやってきなさい。疲れたら、また戻っておいで。」

 


心理カウンセラー*Haruna

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