こんにちは、
心理カウンセラー*Harunaです
「どんな我が子でも受け入れられますか?」
この究極の問にイエスと答えるためには、
まずはどんな自分でも受け入れることができなくてはなりません。
師匠・根本裕幸の著書『子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる』にもある通り、「親の自己肯定感が大事なんですよ」と、たまにクライエントさんに言う私。ですが、「じゃぁ、自分はどうやねん」と聞かれると、困ったことにどうも言葉に詰まってしまうのです。
自己肯定感の低いカウンセラーに自己肯定感上げましょうって言われるカウンセリング…完全にブラックだわ(゚Д゚;)
まぁ、幸いにもそういうブラックが通用するクライエントに恵まれたのでなんとかなってますけどねぇ。漆黒の闇が広がってるよねぇ(笑) さすがにこのままではまずいよねぇ。。。ということで、やっぱり真面目に自分と向き合ってみるしかないのかと、腹をくくって取り組むことにしました。
今まで気になりつつも見て見ぬふりしてきた私ですが、皆さま、どうか成長のプロセスを見届けていただけましたら幸いです。
さぁ、親として自己肯定感を高めるべく、『ママからの宿題』に取り組んでいきますよ~!
※『ママからの宿題』とは、この本に登場するスナック・おかんのママが宿題として出しているワークのことです。
『子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる(実務教育出版)』
感想を書いています↓
https://counselor-haruna.com/osirase20190921
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さっそく、56ページの宿題にとりかかりましょう。
3ページのチェックリストを見返して、チェックをつけていきます。
現在、当てはまると思うもの
愛情を感じることがないわけではないけど、自分のことで精一杯になっていたり、子どもたちのことをつい後回しにしてしまうこともあります。手抜きもたくさんしています。「こうしてあげたい」という発想はあっても、「めんどくさい、しんどい」が先行してしまいます。
さっきの項目と通じるのですが、こんなんじゃダメだという思いがあります。子どもの宿題をちゃんと見きれていなかったり忘れ物があったりすると、「学校の先生から何か思われてるだろうな…」って凹みます。だからと言って、特別そこに丁寧に時間をかけるわけではなく、結局自分のしんどさに負けてしまうので、ダメだなぁって思うのです。
家の中がきれいじゃない、おしゃれなホームパーティーができない、習い事をしっかりさせられていない、外食やお惣菜が多い、帰宅が遅い、など枚挙に暇がありません。
子どもの頃は、「こうすればいい」とわかっているものについては堂々と振る舞うことができましたが、理解力がないというか、初めて経験するものについては、自信はまったくありませんでした。外からはわかりにくかったかも知れませんが、内心おどおどしていました。自分の欠点や失敗を話題にされると、子ども心に「私はダメな子なんだ」「消えてなくなりたい」と思っていました。それに対する防衛としてだと思いますが、プライドが高く自分の非を認めないという面倒な性格も形成されていきました。
子どもにあまり手間をかけてあげられていないという思いが、心のどこかでくすぶっているように思います。また、「子どもたちの個性や長所をつぶしていないだろうか、上手に伸ばしてあげられているだろうか、いやできていない。」という気持ちになっています。
これは苦手というよりも、「誰かが助けてくれるような環境ではなく、自力でやることこそが是だった。」という自分の育ちそのものです。今は、頼っていい、甘えていいということがわかってきました。
過去に当てはまっていたもの
常に親からの口出しやジャッジに怯えていました。親切心でアドバイスしてくれているのだろうと思いたいのですが、子どものマイナス面にフォーカスして先回りして心配しては、ああしろこうしろと言ってくるので、「◯◯ができていない」「子どもに◯◯させられていない」と私が母親としてできていないことを批判・指導されているような気持ちになっていました。はじめのうちは「私ができていないから言われるのは当然。できていない自分が悪い。」と思っていましたが、色々な人たちとのやりとりの中で、親から欠点を指摘されないように、スキを見せないようにと自分が身構えていること、そしてそれが不自然でしんどいことだと気付くようになりました。「言われるのが辛いんだな」と自分の本心に気付き、ある時、とうとう我慢しきれなくなって「私は私、この子はこの子の人生を、各自の責任で生きていく」と母に対して言えたことで決別することができました。母は「自分の責任で生きていくのはけっこうだけど、それでもこの子がこの社会でより良く生きていけるように最低限のことを身に付けさせるのが親の義務だ」と譲りませんでしたがね…。出たよ、正論で説き伏せるいつものお決まりパターン!
最低限ってなによ?(笑) 息子は最低限のことすらできていない、私は親の義務を放棄してるって言いたいの?息子の欠点ばかり指摘しないでよ。そのくせ、私が息子に対して怒ると「怒るな」とまたご指導。あなたは私に対して怒ってますが?…この人は、どこまで私を叩き潰したら気が済むのだろう(# ゚Д゚)
ま、生まれて初めて母に意見を言えたことで(反抗期がなかったクチです)、今は、母の「ご指導」を適度に聞き流したり、逆に自分の判断で聞き入れたりすることができるようになってきています。
それから、公共の場で子どもがうるさくして迷惑をかけることにも過敏になっていました。歓迎されていないだろうな、文句を言われたらどうしよう、直接言わなくても心の中で思っているだろうな、と怯えていました。周りの人みんなが、迷惑な親子をネットで叩く人たちと重なって見えていたのです。私たち親子は迷惑な存在だと思われている、周りは全員敵…そんな風に勝手に感じて自分を攻撃していました。しかし不思議なことに、「母のご指導」から解放されたことで、「周りは全員敵」という思いが消えました。これは本当に今でも不思議です。
当たり前ですが、公共の場で子どもがうるさく騒げば、それは注意します。どなたかに体が当たってしまえば謝罪もします。でも、私の気持ちはそこで終わりにできるようになりました。
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チェックがたくさんあったり、強く当てはまるところがあったりしたら、自分は子育てに関してはあまり自己肯定感が高くないと思ったほうがよさそうやな。まずは、そのことに気づくことが大事なんやで。
10項目中、当てはまった項目は計7個ありました。これは多いのか、少ないのか…まぁ多いほうなのでしょうね。ほとんど悩むことなくさらさらっとチェックが入ってしまいました。特に強く当てはまると感じたのは、「誰かに頼ることがもともと苦手で、何かとひとりで頑張ってしまう」というものです。上でも書きましたが、そもそも人に頼ることが許されず、何でも自力解決することを自分に課して生きてきましたから、「頼っていい、ひとりで頑張らなくてもいい」という発想自体がごくごく最近得た新しい考え方なのです。
自力でやってきた―。それが私のプライドでもあり、いつの間にか「自分以外の人間は信用できない」という極端なビリーフを創り上げてしまったように思います。そうやって自分一人で抱え込んで、「誰も私の努力に気付いてくれない」って勝手にしんどくなって…。そのビリーフは今でこそずいぶん和らいでいますが、仕事なんかではまだがっつり影響していることは否定できません。子育ての面では、私も夫も地元が遠くて頼る人が近くにいないため自分たちでどうにかするしかないという状況にあり、これはある意味では仕方のないことかも知れません。とは言え、ママ友には恵まれて一緒に助け合ったり楽しく過ごしたりさせてもらっていることには、本当に感謝しかありません。こんな私を仲間にしてくれてありがとう(T_T)
あ。「こんな私」って表現してる…。やっぱり私は自己肯定感低いんだなぁ(笑)
私の自己肯定感を、どげんかせんといかん!
(②に続きます)
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『子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる』
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心理カウンセラー*Haruna
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