【ココロノマルシェ】子供のミスや怠けが許せなくなってしまう

🌟ココロノマルシェへようこそ🌟

お嬢さんへの腹立ちが抑えられないとのこと、自分が目指す子育てと真逆な感じがしてつらいんですね。理想のお母さんになれていない自分はダメだって思い込んでいませんか?しばわんこさん、理想の子育て像で頭カッチカチやで~!腹が立つのはそれだけお嬢さんを愛しているからです。ちょっと肩の力を抜いて深呼吸(^^) 自分のできている所、お嬢さんの良い所に目を向けていきましょう。

自身が心配性で不安がり、「きちんとしていないといけない」「努力するべき」「真面目であるべき」というような思いに囚われているタイプです。実際周りにも努力家、真面目、きちっとしていてマメという風に思われていると思います。

12年前に私とは正反対の癒し系・ゆったり系の夫と結婚して、専業主婦にもなって、随分楽になったと思っていました。親にしょっちゅう怒られ否定され体罰を受けて育ったので、結婚して、やっと自分の居場所が見つかった、と。

ところが、10歳の娘の事となると、腹が立って仕方ないのです。

提出日が近い課題をいつまでも真剣に取り組まない、物の管理がずさん、時間の見積もりが甘い、私の話を聞き流してちゃんと聞かない、などなど、「10歳にはまだ完璧にはできないよ」と言われるような事でも、努力さえすれば可能な事のように思えて、娘の努力や真剣味が足りないことを責めてしまいます。

自分でも、娘と自分を重ね合わせて、自分の中の怠惰な面を責めているだけだと分かっています。
10
歳にはできなくても仕方ない事だということも、責めてもできない事もあるということも分かっています。

自分が親に怒鳴られて人格否定されて育ち、それが本当に嫌だったし、それが自分に自信がなくなった大きな原因だと思うので、大事な我が子にはそんなことはしたくないのです。親のような親にはなりなくないのです(体罰だけはしていませんが)。かわいいかわいいと育てたいし、自分の子には「他人と同じように自分の事も大切にできる人になってほしい」と思うし、子供が「どんな時でも親は自分の味方だ」「どんな自分でも親は自分を愛してくれる」と疑う事なく信じられるような子育てを目指しているのに、毎日のように叱りつけて

「そんなあなたではいけない、愛されない」と植えつけているだけだと分かっているのに、腹立ちが抑えられません。

こんな風に叱られてばかりの娘がかわいそうです。

まずは自分が自分を認められないことにはこの問題は解決できないと思うのでカウンセリングが必要かと思いますが、とりあえず日常で気をつけられることはないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

by しばわんこさん

しばわんこさん、こんにちは。
心理カウンセラー*Harunaです🌟

うちの息子のことを書いたのかと思うくらいびっくりしましたよ(笑)
うちにも10歳の息子がいまして、しかもお嬢さんとよく似ています。昨晩は、運動会で着る体操服に腕章を縫い付けて今日までに学校に持って行かなくちゃいけなかったのに、その腕章を学校に忘れてきた、と寝る間際になってこそこそと懺悔しにきてました。しかも猶予が1週間あったのにずっと一言も言わず…orz ああいうの、なんなんですかねぇ(T_T) だから、私もあまり大きな声では言えませんが、時々ブチ切れてます…。でもね、そんな有様の息子も怒っちゃう自分も「しゃ~ない」って思うようにしています。だって、怒りの熱量と愛の大きさは比例するからです。私は息子を愛しているし、息子も私を信頼してくれているって思えるのです。

うちの話はさておき、

>自分でも、娘と自分を重ね合わせて、自分の中の怠惰な面を責めているだけだと分かっています。

ご自分で投影かな、って思っているんですね。しばわんこさんもお嬢さんと似ている所があるんですか?怠惰、なんてさすがに言い過ぎな気もしますけど…。人の心って巧妙なところがあって、頑張っても頑張っても認めてもらえない・褒めてもらえない状況に置かれると、無意識のうちにあえてダメダメな自分を作り出して、「だから認めてもらえないんだ」と自分で自分を納得させるといったことがあるそうですよ。そういうのをこじらせ系って言うらしいと誰かが言ってました。思い当たること、ないですか?

すでによくやっている

で、私が何よりもすごいなぁと感心したのは、体罰をお子さんにしていないという点です。虐待は世代間連鎖することが多いと言われている中で、しばわんこさんは自分の親を反面教師として、連鎖を食い止めようと頑張っていらっしゃいます。

一応、他の読者さんに全力で念押ししておきますが、これ、実はものすご~く難しくて大変なことなんですよ。しばわんこさんは、ほんとに崇高なプロジェクトに人生をかけて取り組んでいるんです。表彰状を1万枚あげたって足りないくらいです(え?いらない…?)。それぐらい、虐待を受けた子どもの心の傷は大きくて深く、大人になっても苦しみ続けるということを知っておきましょう。

ですから、しばわんこさんはもうすでにお嬢さんにめちゃくちゃ大きな愛の贈り物をなさっているんです。あの世に行ったら3階級の飛び級昇進確定ですから楽しみにしててくださいね(笑)

一人で思い詰めないよ

>まずは自分が自分を認められないことにはこの問題は解決できないと思うのでカウンセリングが必要かと思います

そうですね。カウンセリングでも根本先生のセミナーでも本でも、ツールは何でもいいから、一度、自分を癒すことや自己肯定感のテーマにちゃんと取り組んでみたらいいと思います。ちなみに、根本本に出てくるワークはエグ過ぎるので、しばわんこさんのような「ちゃんとしなきゃ」が強めの人は、自力でやるよりも誰かと一緒に「あーでもないこーでもない」とわちゃわちゃ言いながら取り組んだほうが続けやすいかも知れません。

※無料のメールカウンセリングをやっていますので、こういうのを定期的に利用していただくのも一つの手ですよ。

>とりあえず日常で気をつけられることはないでしょうか。

とりあえず。「あぁ、私、今、頭カッチカチやぞ~。」って気付いた時に、そのカッチカチを脇に置いておく。温かいココアでも飲んで、少し心を落ち着けて、「しゃ~ない、これが今の私&娘」とつぶやく。「今、ここ」に目を向けて、自分が心地いいと思うことにじわじわ取り組む。ここまでできれば完璧ですよ!

 

もう少しだけ話を続けてみましょう。

どんな自分も許す。だってしゃ~ないもん。

>「きちんとしていないといけない」「努力するべき」「真面目であるべき」というような思いに囚われているタイプです。

もう、カッチカチそのまんまですやん。まぁ、それだけデキる人ってことだからこれは長所でもあるんですよね。ただ、今回のお悩みに関しては、その長所が裏目に出ちゃってるのかも(-_-;)真面目だからこそ理想の母になろうとするのが行き過ぎて、自分で自分を減点方式で評価してしまっていませんか?できていないことばかりをピックアップして、「ダメな自分」を創り上げているんです。こういうのを巷では「自分いじめ」と言ったりします。小さい頃、親にそういう風に育てられてきたので、まぁ無理もないことではありますが、大人になってから今度は自分で自分を否定的に扱ってしまうようになるというのは、よくあるお話です。そういう心のクセって、なかな抜けないんものなんですよね。それゆえ、「本当はこうあるべきなのに、あれもできてない、これもできてない」「あ~また怒っちゃった」って頭の中のぐるぐるを止められなくて、どんどんしんどくなっちゃうんです。

そういう時はまず、「娘をかわいがりたい自分も、娘の行動に腹を立てる自分も、それで悩んじゃう自分も、丸ごと全部今の自分。それが私。」って、今の自分をいったん受け止めましょう (^^)

人間の感情は複雑なので、どれか1つにきれいに定まることなんかありません。その時々でいろんな感情がごちゃまぜになってるほうがむしろ自然なんですよ。だから、どれも愛すべき本当の自分なんです。

で、どうするかという話なんですが、そういう自分いじめのクセが発動しているのを認識したらば、とりあえず横に置いておくというのをオススメしています。はい、ここでさっきの対処法の出番です。

とりあえず。「あぁ、私、今、頭カッチカチやぞ~。」って気付いた時に、そのカッチカチをいったん脇に置いておく。温かいココアでも飲んで、少し心を落ち着けて、「しゃ~ない、これが今の私&娘」とつぶやく。「今、ここ」に目を向けて、自分が心地いいと思うことにじわじわ取り組む。ここまでできれば完璧ですよ!

大事なことなので再び登場させました(笑)

そして、「なりたいな、なりたいな♪いいお母さんになりたいな♪」って毎日呪文を唱えるんです。しばわんこさんの思う「いいお母さん」ってどんなことをしそうですか?紙にリストアップしてみて、できそうなものを1個からやってみましょう。で、その1個ができた自分をうんと褒めてあげる。前の自分より0.1ミリでも成長していたら、自分で大いに褒めるんです。もちろん、その陰には怒りまくっているしばわんこさんや、散らかり放題のお嬢さんの部屋を見てため息をつくしばわんこさんだっているのですが、それは知らんぷりしておきます。しばらく続けているうちに、なんとなく自分が「いいお母さん」に近づいたような気持ちになってきますから、そういう風に少し気持ちが上がってくると、ダメな自分も「ま、しゃーないか」と流せることがちょっとずつ出てくるんです。じわじわ、ちょっとずつです。

どんな娘も許す。だってしゃ~ないもん。

これ実は子育ても同じなんです。しばわんこさんのお嬢さんも、良い所もあればイマイチな所もあるわけで、それら全部ひっくるめてお嬢さんなんだと、いったん理解してみる。で、あとはしばわんこさんがどちらに注目するかの問題です。読者のみなさんも、子どもの悪い所ばっかり見えてしまって、ついつい注意しちゃうな~っていう自覚のある人は、今日から発想を逆転させてみませんか。子どもの良い所に目を向けて、そこを認めたり褒めたりしていくと…気が付けば良い所が増えていて、欠点は相変わらずでもそれほど気にならなくなってくるという現象が起きるのです。

「うそ~ん」と思った人、人差し指を上げて!

次にその指を画面に向けて「お問合せボタン」をON!

私がそのメカニズムを100万回説明いたします(笑)

お問合せ

余談ですが…

それから、この世の中には、時間や物の管理、注意力を持続させること等の脳の働きが、どうしたって下手っぴな人というのが、ある一定の割合で存在します。「生まれつきそういう脳のタイプ」なために、ご本人の意思でコントロールすることが難しいんだそうですよ。前頭前野という脳の領域が影響していると言われています。もはや本人の心がけとか努力とか、そういうものでカバーできる次元ではないらしいのですが、それ以外のことは普通なので、周囲の人から「ふざけている」「怠けている」と誤解されたり怒られたりしやすく、結果的に「なんで自分だけいつもこうなんだろう…」って自信喪失してしまう人が少なくないそうです。

 

ご相談に書かれているごく限られた情報から推測したあくまでも可能性としてのお話なのですが、ひょっとしたらお嬢さんもそういうタイプに少し似ているのかも知れないなぁと感じました。

 

そういうタイプのお子さんには、次のような関わり方を試してみてください。

◯指示は具体的かつシンプルな言葉で伝える

◯1回の指示に複数の行動を盛り込まない

◯本人の意識を話し手に引き付けてから目を見て話す

◯耳で聞いたことは流れてしまいやすいのでメモに書くなど「見てわかる」ようにする

◯「やってほしい行動」をやりかけたらすかさず褒める

◯気持ちが脱線しやすい(そして帰ってこない!)ので適宜こちらの世界に戻すための声掛けをする

 

これらはあくまでも一例ですので、お子さんの状態に合わせて詳しく知りたい方は個別にご相談くださいね。

 

終わりに

つらいつらい子ども時代を過ごされたんですね。大人になった今、居場所と思える素敵な家庭を築かれていて本当に良かった。これもひとえに、しばわんこさんの努力の賜物ですし、周りの人との良質な関わりや誰かの愛があったからに他なりません。やっぱり、しばわんこさんの周りにも愛が溢れているのですね。何だかんだ言って、親子は似てきます。しばわんこさんの良い所は、きっとお嬢さんにも受け継がれていくはず。お嬢さんのためにも、ご自分のためにも、「良い所探し」を始めてみませんか?

🌟あなたに捧げるLODESTAR🌟

誰か専門的な人を頼ってみるのもありなんですよ。案外、支えになってくれるものです。

 


心理カウンセラー*Haruna

ココロノマルシェ
オンラインカウンセリング無料相談

根本裕幸の「お弟子さん制度」を卒業した
カウンセラーがあなたの相談にお答えします。


ココロノマルシェ
Harunaのその他の回答はコチラ↓

Harunaの無料メール相談はコチラ↓

無料メール相談のご案内

HOME

コメント