【特別支援教育】お子さんの就学先を考えるポイント

こんにちは、Harunaです🌟

2学期が始まり、そろそろ就学のご相談が佳境に入ってきます。

体験入学をまもなく控えているという方も多くいらっしゃると思いますが、就学先を考える際のポイントには次のようなものがあります。

お子さんの就学先を考えるにあたっては、何よりもまず、
★お子さんが学校生活を楽しめるか
★達成感を味わいながら充実した学習活動ができるか
の2点を大事にしていただけたらと思います。

そもそも就学相談とは

就学相談とは、来年小学校1年生や中学校1年生になるお子さんで特別支援学校や特別支援学級の利用を考えている方のご相談のことを言います。

お子さんの教育的ニーズに合わせて、どこの学級で学校生活をスタートするのがいいかを総合的に判断していきます。

 

就学先は誰が決めるの?

最終的な決定権はあくまでも教育委員会にありますが、保護者および本人の意向を最大限に尊重して合意形成を図ることになっていますので、保護者の考えをまるで無視して強制的に決めつけられるようなことはありません。必要以上に身構える必要はありませんよ。

各市町村の教育委員会に設置される「教育支援委員会(就学支援委員会など、名称は自治体によって若干異なる場合があります)」では、医師、福祉関係、教育関係などの代表者が集まって、お子さんの成長の様子・現在の状況・教育的ニーズ、保護者・本人の考え、関係者の意見などの情報をつきあわせ、どのような支援がお子さんに合っているのかを総合的に判断してアドバイスをしますので、「第三者の専門家が客観的に見るとこう考えるんだなー」とそちらの意見もぜひ参考にしてみてくださいね。

 

就学先を考える際のポイント

【小学校の場合】

★学校生活を楽しく送れるか

★課題内容がお子さんの理解水準やペースに合っているか(達成感に直結する大事なポイントです)

★交流学習の実施の仕方

 

【中学校の場合】

★卒業後の進路選択が、普通高校か特別支援学校かによって中学3年間の生活が大きく異なる

★進路指導や、それに応じてカリキュラムを柔軟に対応してもらえるか

※療育手帳の所持、取得予定などを学校に伝えると良いでしょう

 

気を付けたいこと

先輩保護者の経験談は、生の声ということでとても役に立ちます。具体的なイメージが持ちやすいですし、色々な方のお話を聞くのはとても有意義なのでおすすめです。

ただし、一つだけ気を付けたいのは、その方のお話はあくまでも「その方の場合」の話になりますので、ご自身のお子さんの状況にも当てはまるかどうかはわからない、という点です。もし分からないことや迷っていることがあれば、独断で判断せず、担任の先生、療育担当の先生、教育委員会の担当者の人とよく話し合われることをおすすめします。遠慮なくどんどん聞いてOKですよ!

 


心理カウンセラー*Haruna

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